2019-05-01から1日間の記事一覧

湿気を逃がしてカビ・ダニを減らす

梅雨時は湿度が上がります。湿度が65 %以上、気温が25度前後になると、ダニやカビが好む生息環境になります。ダニは、死骸やフンなどがアレルギーの原因になりやすいです。一部のカビも、人が吸い込むと、ぜんそくやシックハウス症候群を起こしたりする恐れ…

カビの病気予防は水回りと換気の掃除を

梅雨は、カビが繁殖するのに絶好の季節です。気温が上がり、ジメジメして、家の中の空気もよどみやすいです。カビが原因の病気で、6~10月頃に増えるのが、夏型過敏性肺炎です。トリコスポロンという菌を吸い込むことで起こります。アレルギー性で、空せきや…

アスペルギルス菌には注意が必要です

カビの中で病原性を持ち、人に感染するのはごく一部です。すぐ思い浮かぶのは、水虫。白癬菌という糸状のカビが皮膚に付着し、足の指の間などに感染すると水虫、股間部だとインキンタムシと呼ばれ、かゆみや痛みに悩まされます。空気中に普通に存在し、吸い…

風通しを良くして、カビの感染症の予防を

梅雨に入ると、じめじめして、台所や風呂場などでカビを目にすることも少なくないですす。食べ物のカビはもちろん要注意ですが、カビは知らないうちに体内に入り込み、病気を引き起こす原因になります。カビは目に見えないですが空気中に浮遊しており、その…

太ももを鍛えて、筋力低下を防ぎましょう

好ましい歩き方に直結するのは、足の筋力です。衰えると、足の蹴り出しが弱くなって歩幅が狭くなったり、足が十分上がらずに、すり足になったりします。東京都健康長寿医療センター研究所(東京都板橋区)の研究部長で、花王の歩行解析装置の開発にも協力した…

1日2.2~2.5リットルの水分補給で熱中症対策を

「高齢者は熱中症になりやすい。水分補給には特に気をつけてほしい」京都女子大学名誉教授(運動衛生学) の中井誠一さんは、そのように強調します。熱中症になりやすいのにはいくつか理由があります。1つは暑さに対する感度が低下している点です。若い人は暑…

自家製経口補水液で熱中症対策を

気温が高くなる夏。熱中症対策の柱は汗で失われる水分の補給です。汗をかくと、体からは水分だけでなく、塩の成分となるナトリウムなどミネラルも失われます。その際に真水だけ飲むと、これらの濃度が低下し、吐き気や筋肉のこむらがえりなどが起きることが…

熱中症の応急処置

熱中症といっても、めまい、立ちくらみ、大量の汗、筋肉痛といった症状の軽いものから、頭痛、吐き気、けいれん、意識を失うといった重症まで様々です。帝京大学教授の三宅康史さんは「暑さで具合が悪くなったら、迷わずに熱中症と思って応急処置などしてほ…

熱中症予防は、こまめな水分と冷房を

熱中症の患者を年齢別にみると、10代が圧倒的に多く、ほとんどが運動中に発症しています。大半は軽症で、年齢も若いために回復も早いです。重症化を警戒すべき年齢層は、幼児と高齢者です。幼児は体が十分に発達していないため、体温調節が上手にできません…

天気を把握して熱中症の予防を

6~9月に「日射病」など熱中症の症状を訴えて病院を訪れた人は国内で毎年平均約33万人もいます。厚生労働省が管理する過去5年分のレセプト(診療報酬明細書)を分析してわかったもので、2013年には、関東地方の梅雨明けが平年より約2週間早かったことから、40…

ミョウバンとくず粉でいい汗を

一番悩まされるのが、わきの汗です。デオドラント製品販売のシービック(東京都港区)の20、30歳代を対象にした調査によると、自分のわきの汗を気にしている人が84%、他人のが気になる人が76%もいました。肉の摂取量の多い欧米人に比べると、日本人にわきがの…

いい汗をかいて熱中症対策

熱中症になる人が近年、増えています。気になるのが、炎天下の戸外でなく、普通に生活している人の「室内熱中症」や、高齢者の死者も出た「睡眠時熱中症」です。「最近の熱中症は、クーラーの普及で汗をかくことが減り、汗腺が鈍った体温調節障害ともいえま…